調剤レセプト
0.8.0 - CI Build

このページは作成中の内容です。

ユースケース

Previous Page - 概要

被保険者/保険者は、HL7 FHIR形式の調剤レセプトの情報を下記のような際に使用できます。

被保険者による利用

被保険者は、モバイル端末などを利用することによって、時間・場所を問わずに調剤レセプトの情報を使用することができます。

  • 調剤内容の履歴の確認
    • 保険医療機関を変更した際、以前に処方された薬品や用法を調剤レセプトの履歴から確認し、別の医療機関・薬局に伝えることができます
    • 以前と比べて投薬後の効果に変化があると感じた場合、調剤内容を確認することができます
  • 医療費の確認
    • 被保険者が使用している医薬品とその費用を参照し、後発薬が無いかどうかを確認することができます
  • 調剤に対する健康への影響の確認
    • ウェアラブルセンサーから得られるバイタル情報、特定健診の情報などとあわせて、薬剤による数値の改善を確認することができます
    • 医科レセプト・DPCレセプトのデータとあわせて、傷病名と対応する処方・調剤内容が確認できます。傷病について発症からの薬剤の変化を確認することができます

保険者による利用

保険者は、被保険者の情報の履歴、他の被保険者との比較、専門家やAIによる分析/判断により、被保険者の健康増進へのサポートに調剤レセプトの情報を利用できます。

  • 被保険者の調剤パターンの変化の確認
    • 被保険者の症状が改善するなどで調剤内容が変わった場合を判断し、被保険者へ健康サービスの紹介や健康アドバイスができます
  • 被保険者の健診結果と調剤の整合性の確認
    • 健診で血圧が高いにも関わらず、調剤レセプトの処方された薬品から高血圧の治療をしていない場合など、被保険者への健康アドバイスを実施ができます

Next Page - ガイダンス